飼っている愛犬の匂いが気になり、病気の心配をしている飼い主さんもいるかもしれません。愛犬の匂いに関しては、病気などさまざまなトラブルを示すサインになる場合があります。この記事では、犬の匂いの原因や対策方法を解説します。愛犬と一緒に快適な生活をするための参考にしてください。

匂いが気になりやすい犬種

ここでは、匂いが気になりやすい犬種や特徴を表で紹介します。

特徴犬種
顔や体のしわが多いブルドッグ、シャー・ペイ、フレンチ・ブルドッグ、パグ、ペキニーズ、バセット・ハウンドなど
よだれが多いセント・バーナード、ニューファンドランド、マスティフ、ブルドッグ、ボクサーなど
ダブルコートポメラニアン、コーギー、ミニチュア・シュナウザー、ゴールデン・レトリバー、アメリカン・コッカー・スパニエルなど
皮膚や皮毛が脂っぽいシー・ズー、アメリカン・コッカー・スパニエルなど
体表面積が広い(超大型犬)セント・バーナード、グレート・デーンなど

犬の匂いのもとは?5つの原因を解説

犬の匂いのもとには5つの原因があります。匂いのもとにより考えられるトラブルも異なります。愛犬のどこから匂いが発生しているのか、気にかけてみましょう。

体臭

犬は人間と同じでエクリン腺とアポクリン腺というふたつの汗腺があります。エクリン腺からはサラッとした汗が出ます。サラッとした汗は運動したときに出るものであり、体温調節などを目的としています。一方のアポクリン腺からは体の一部からしか出ない汗を出します。アポクリン腺から出る汗はベタついており、皮膚に付着すると酸化して強い匂いが発生します。特に犬の場合は体全体にアポクリン腺があるため、体臭が強くなる傾向があります。

口臭

犬の口臭は口内トラブルによるものが多いです。食事後、口内の食べかすに細菌が繁殖して口内で炎症を起こすと口臭が発生します。また、口腔は胃袋とつながっており、腸内細菌のバランスが崩れたときも口臭が発生することがあります。この場合、多少の匂いならば問題がないでしょう。

しかし、異常な匂いがしたら病気などの疑いも出てきます。口臭が甘い匂いであれば糖尿病、アンモニア臭がしたら肝臓や腎臓の病気が考えられます。このような口臭の場合は獣医さんに相談することが大事です。

耳の匂い

耳からの匂いが発生しているときは、外耳炎などの病気が原因になっている可能性があります。また、傷口が化膿して強烈な匂いになることも考えられます。耳に何かしらのトラブルがない状態、健康な状態であればそこまで匂うことは少ないため耳から強い匂いを感じたときは、病気やトラブルを疑ってみてください。

ただし、垂れ耳の犬は体温で耳のなかが蒸れやすく耳が匂うことがあります。それ自体は自然なことですが、強い匂いや変わった匂いを放っていないか確認しましょう。

肛門腺の匂い

犬の肛門付近には肛門腺と呼ばれる分泌液を出す部分があります。その肛門腺が肛門嚢(のう)という袋に溜まると、魚介類が腐ったような強烈な匂いを放ちます。犬は排便すると肛門腺も自然に排出されるのが一般的ですが、小型犬や運動不足の犬、腹圧が弱い犬、去勢をした犬などは肛門腺が肛門嚢に溜まりやすい傾向にあります。

また、肛門腺絞りをせず絨毯などに分泌液が付着すると、室内に匂いが充満する可能性があります。

排泄臭

便は多少なりとも匂うものです。しかしながら、愛犬に与えるエサの種類によって便臭が強くなることがあります。特に犬は肉食の傾向が強いため、便が匂いやすくなります。また、トウモロコシや小麦など穀物の消化を苦手にする犬は、腸内環境が悪化して便臭がきつくなる可能性があります。添加物が入っているエサも便臭がきつくなる原因です。

このようにエサによって便臭が異なるのは、食べたものが腸内を通過する過程で分解や発酵が行われて匂いが発生するためです。

犬の匂い対策のポイント

ここでは犬の匂い対策のポイントをご説明します。前項で取り上げた犬のさまざまな匂いの原因に対して解説します。

体臭対策

体臭対策は皮脂を取り除くことがポイントです。皮脂を取り除くには定期的なシャンプーが効果的です。10日~2週間に一度、シャンプーをすることで皮脂が溜まりにくくなります。また、ブラッシングを毎日行うことでムダ毛やホコリなどを取り除き、愛犬の身体を清潔にすることができます。

ブラッシングをしていると皮脂によるべたつきもわかり、シャンプーのタイミングもみえてきます。べたつきが気になったときは濡れたタオルで拭くのもいいでしょう。

口臭対策

口臭対策としては、人間と同様で歯磨きが効果的です。歯磨きは毎日行い、食後早めに行うようにします。しかし、歯磨きは犬にとって負担になることがあり、ときには嫌がることもあります。嫌がったときは無理に行わず、歯磨きする範囲を少しずつ広げていきましょう。磨きにくい箇所は歯磨きおもちゃやデンタルケア用品を使ってみてください。

耳の匂い対策

犬は耳に汚れが溜まりやすいため、こまめな耳掃除が必要です。ただし、耳は非常にデリケートな部分であり、ケアをするときは慎重に行いましょう。正しい方法で耳のケアをしないと、愛犬の耳に傷をつけるなどのトラブルにつながります。自らケアすることが難しい場合は、トリマーさんや獣医さんにお願いしてみてください。

肛門腺の匂い対策

肛門腺の匂いは、肛門腺絞りを行ってみましょう。肛門腺絞りとは、肛門嚢にたまった分泌液を排出することです。愛犬が床にお尻をこすりつけるような仕草や肛門付近を自ら舐める頻度が増えたときは、肛門腺絞りのサインと考えましょう。獣医さんやトリマーさんに状況を確認してもらったうえで、依頼するとしっかり対応してくれます。

排泄物臭対策

排泄物臭対策は食生活を見直したり、サプリメントを使用したりすることが効果的です。たとえば、穀物を多く含むエサやたんぱく質の過剰な摂取を見直してみてください。ドライ系のフードを与えているならば、メーカーを変えることで便臭が軽減される可能性があります。食生活を変えても排泄物臭が改善しないときは、獣医さんに相談して対策を考えましょう。

愛犬の匂い、気になる病気の可能性は?

前項で犬のさまざまな匂いの対策を説明しました。これらの方法を実施しても改善しない場合は動物病院での受診をおすすめします。犬の身体に化膿している部分があったり、強い口臭や歯茎に腫れがみられたりした場合も、獣医さんに相談してください。

肛門を床に押しつける行為や身体の一部を舐め続ける仕草を頻繁に確認したときは、愛犬の体調異変が考えられます。このように愛犬がいつもしない行為をした際は、動物病院を受診しましょう。

部屋で犬の匂いが気になる場合のケア

愛犬の匂いが部屋に残って気になることもあります。ここでは、部屋で犬の匂いが気になる場合のケア方法をご説明します。

部屋の換気を行う

部屋で犬の匂いが気になるときは、窓を開けて空気を入れ換えましょう。窓を閉めたままにしていると、匂いがこもりやすいため注意が必要です。換気をすることで風通しがよくなり、気になる匂いが軽減されます。

こまめな掃除・洗濯を行う

家具や家電の上にホコリや犬の抜け毛が溜まると雑菌の繁殖場所になるため、こまめな掃除は匂い対策になります。カーテンやソファーカバーには匂いが付着しやすいため、洗濯して清潔に保つことで匂いが軽減されます。洗濯には、除菌や消臭効果の高い洗剤を使うと防臭効果が高まるでしょう。愛犬用のベッドや洋服も同様に、定期的に洗濯をして匂いを防ぎましょう。

脱臭機や空気洗浄機を使用する

脱臭機は匂いの除去に特化した機器であるため、嫌な匂いの解消に適しています。さらに空気清浄機と併用することで、高い消臭効果が期待できます。空気清浄機を選ぶときは、部屋のサイズに適したものを選ぶようにするといいでしょう。

消臭剤を置く

部屋に消臭剤を置くことで、犬の匂いは軽減するでしょう。ただし、犬は嗅覚が優れており、人間が気にしない香りであってもストレスに感じることがあります。化学物質が含まれない消臭剤を選んでください。愛犬の寝床付近には消臭剤を設置しないなど、配慮も大事です。

まとめ

犬は体臭や口臭、肛門腺からの匂いなど、さまざまな部分から匂いを放つことがあります。それらの匂いは健康状況の悪化や病気のサインであることも考えられます。日々のケアを行い、改善しない場合は獣医さんに相談することをおすすめします。

愛犬の匂いによる健康状態を行いつつ、怪我には注意したいものです。「愛犬の床」では、滑りにくいフローリング施工も行っています。愛犬の床はフロアコーティングの老舗であり、多数の施工実績があります。この機会に愛犬が暮らしやすい床にすることをぜひご検討ください。

愛犬が鼻を鳴らしているのは、どのような理由があるのでしょうか。いつもと違う様子に心配になってしまう飼い主さんも多いでしょう。この記事では、鼻を鳴らす愛犬が気になる飼い主さん向けに、鼻を鳴らす理由や鼻を鳴らす音によってわかる愛犬の心理状況、体調の変化などを解説します。 病気を疑ったほうがよい鼻の鳴らし方などもあわせて紹介するため、ぜひ参考にしてください。

犬が鼻を鳴らす理由、意味

愛犬が鼻を鳴らしていると心配になるかもしれませんが、鼻を鳴らすこと自体は珍しくありません。鼻を鳴らすことで愛犬の機嫌がわかったり、体調の変化を読み取ったりすることができます。また鼻を鳴らすのは、愛犬から飼い主さんになんらかの感情を表現しようというコミュニケーションの一環とも考えられています。

ただし、鼻を鳴らす際に苦しそうな場合や頻繁に鳴らす場合は、なんらかの病気が隠れている可能性を疑ってみましょう。鼻を鳴らすときの様子にしっかり目を配り、観察することが大切です。病気の可能性が高い場合は、動物病院に連れて行くなどの対応が必要です。

鼻の鳴る音別、考えられる心理状態や体調

愛犬が鼻を鳴らすときに出る音は、その心理状態や体調を知る目安にできます。ここでは、鼻を鳴らす音別にそれぞれの心理状態や体調を解説します。

【少し長めの音で(「フー」など)鼻を鳴らすとき】

リラックスしている、満足している、喜んでいる

愛犬が床でくつろぎながら、もしくは食事のあとなどに「フー」と少し長めに鼻を鳴らすのは、リラックスしていたり、満足もしくは喜んでいたりする状態であると考えられます。飼い主さんと一緒にいるときに長く鼻を鳴らすのも、ここが落ち着ける場所だと感じている証拠だと考えてよいでしょう。

半分目を閉じながら、ため息のように「フー」と鼻を鳴らすのも、喜びや満足といった感情の表れです。また、緊張した状態からリラックス状態へと移行するときに、安心していたり一息つくためのため息が「フー」という音につながることもあります。深いため息の勢いがつきすぎている状態です。

【息が多く混じった音で(「フンッ」など)鼻を鳴らすとき】

少し機嫌が悪い、不満がある

愛犬が目を見開きながら「フンッ」と勢い強く鼻を鳴らしていたり、息が多く混じった音で強めのため息をつくように鼻を鳴らしているときは、少し機嫌が悪いのかもしれません。飼い主さんが思うように遊ぶ時間を作ってくれない、欲しいおやつをなかなかもらえないなどに対する不満の表れとも考えられます。

飼い主さんのそばで何度も強めに鼻を鳴らしたときは、「かまってほしい」「遊んでほしい」といった気持ちの表れのため、コミュニケーションをとってあげるのがおすすめです。

威嚇している

一方で、見知らぬ人や犬といるときに強く「フンッ」と鼻を鳴らすのは、相手への威嚇と考えられます。なんらかの脅威を感じて、相手を威嚇したいという感情の表れです。相手をじっと見つめたままや、うなっている場合は、吠える可能性もあります。相手を凝視し脅威を感じている状態から吠えたり相手への攻撃に移行しそうなら、その場を立ち去るのが賢明でしょう。

嗅覚を調整している

気になるにおいがあるとき、嗅覚がいまひとつでないとき、鼻をきれいにするために「フンッ」と鼻から息を吐き、鼻を鳴らしていることがあります。鼻水や異物が鼻に詰まっているのを出したり、鼻腔に吸い込んだにおいを鼻息とともに出し、新鮮な空気を取つ入れる行為で、嗅覚を調整するためのものです。

愛犬が頻繁に「フンッ」と息をつき、鼻をかんでいるように感じるのなら、鼻の中にゴミが詰まっていないか確認してあげるとよいでしょう。

【高い音で(「ピーピー」「プープー」「クンクン」など)鼻を鳴らすとき】

飼い主さんに甘えたい、気づいてほしい、構ってほしい、遊びたい、寂しい

愛犬が高い音で「ピーピー」と鼻を鳴らしているのは、飼い主さんに「甘えたい」「気づいてほしい」「構ってほしい」「遊びたい」という感情を表している可能性があります。また、少々寂しさを感じている場合もあるでしょう。

愛犬なりのサインですが、このサインが出るたびに構ってすると少々わがままな性格になる可能性もあります。甘やかしすぎには気をつけましょう。

喜んでいる、興奮している(良い意味で)

「クンクン」と鼻を鳴らして、最後にピッチが下がっているときは、愛犬が喜んでいるなど、よい意味で興奮しているサインです。

恐怖や不安を感じている、体の不調を訴えている

もともとおとなしい犬や神経質な性格の犬が「ピーピー」と鼻を鳴らしている場合は、犬が恐怖や不安を感じ、怯えているのかもしれません。また「ピーピー」と頻繁に鳴らすようなら、慢性的なストレスを抱えていたり、飼い主さんが気づきにくい怪我や体調不良を訴えている可能性もあります。

ストレスが原因でさまざまな病気を引き起こすこともあるため、注意して観察しておきましょう。

【濁点のついたような音で(「ガーガー」「ブーブー」)鼻を鳴らすとき】

興奮状態がエスカレートしている

「ブーブー」「ガーガー」と、濁点がついたような音で鼻を鳴らしているのは、犬の興奮がエスカレートし、鼻に通る空気の量が多くなったときです。犬が興奮状態になると、呼吸によって体温を調節しようとするため、「ブーブー」「ガーガー」といった音が鳴ります。

「ブーブー」「ガーガー」と鼻音を出しながら鼻水を飛ばしたり、興奮状態がエスカレートするようなら、過呼吸などにつながらないよう早めに落ち着かせてあげてください。

【息を吸い込みながら苦しそうに(「グーグー」「ブーブー」「ブフブフ」など)鼻を鳴らすとき】

息を勢いよく吸い込み、苦しそうに頭を前後にゆらしながら「グーグー」「ブーブー」「ブフブフ」といった音を鳴らしていたり、鼻が鳴っているときにくしゃみを吸い込んでいるようなら、「逆くしゃみ」をしている可能性があります。

「逆くしゃみ」は、「発作性呼吸」とも呼ばれますが、決して病気ではありません。「逆くしゃみ」の原因は不明ですが、そのほとんどが突発的なものだと考えられており、短時間で治まるため、呼吸困難などに陥ることはないからです。

ただし、「逆くしゃみ」の状態が続いて起こっていたり、「逆くしゃみ」で愛犬が苦しそうにしている場合は、病院での受診をおすすめします。詳細は後述しますが、「逆くしゃみ」と似たほかの病気の可能性も考えられるため、用心してください。

逆くしゃみ(発作性呼吸)の症状と原因、対処法

ここでは、「逆くしゃみ」の症状はなぜ起こるのか、「逆くしゃみ」をしている愛犬にどう対処すればよいかをわかりやすく解説します。

逆くしゃみの症状

「逆くしゃみ」という名前は、鼻から空気を激しく吸い込み、くしゃみを吸い込んでいるようにみえる状態を指しています。頭を前後にしながら鼻の音を鳴らし、食事や散歩など、日常的な場面で突然起こる「しゃっくり」のようなものです。

突発的に起こり、長くて1分ほどで治まるため、「逆くしゃみ」の症状が長続きすることはありません。「発作性呼吸」とも呼ばれますが、病気の症状ではなく命の危険などもないため、心配する必要はありません。

逆くしゃみの原因

先にも述べたように、「逆くしゃみ」の原因は特定されていません。一説には、ダニや分泌物、煙、におい、花粉などが鼻やのどの奥を刺激したり、犬が興奮したときに起こるとされています。アレルギーで「逆くしゃみ」が起きている可能性もありますが、原因を突き止めるのはなかなか難しいのが実際です。

鼻腔が狭い犬種では特に刺激物の影響が大きく、パグやフレンチ・ブルドッグなどで「逆くしゃみ」の症状がよくみられます。

逆くしゃみの対処法

原因が特定されていないため、これという「逆くしゃみ」の対処法はありません。ただ、特定のおもちゃや部屋で遊んだときに「逆くしゃみ」をするようなら、ダニやほこりが原因になっている可能性があります。おもちゃや遊び場所を変える、おもちゃを洗濯する、部屋を掃除する、こまめに換気するといった対策を講じてみましょう。

アレルギーなどが原因の場合は、獣医に相談し、アレルギー治療をすると「逆くしゃみ」が治まる可能性があります。また、鼻に息を吹きかけることで「逆くしゃみ」が止まる可能性もあるため、試してみましょう。

逆くしゃみと似ている、犬が鼻を鳴らす場合に注意が必要な病気

愛犬が「逆くしゃみ」と似た音を鳴らしているものの、いつもより苦しそうにしていたり、呼吸がかなり荒い、あまりにも頻繁に症状が起きている、シニア期に入ってから「逆くしゃみ」のような症状を発症した場合は、注意が必要です。「逆くしゃみ」の症状に近い、呼吸器系の病気を発症している可能性があります。

「逆くしゃみ」に症状が似たほかの病気、隠された病気に気をつけなければなりませんが、「逆くしゃみ」なのかそうでないのかの自己判断は難しいため、気になる場合はかかりつけの動物病院に相談する必要があります。

短頭種は鼻が鳴りやすいため、「逆くしゃみ」とほかの病気の見極めも大変です。注意してみておいてください。

注意が必要な呼吸器系の病気の例

「逆くしゃみ」に似た症状でありながら、注意が必要な呼吸器系の病気、ほかの病気の例を以下に挙げます。病気のサインを見逃さないようにしましょう。

  • 気管虚脱
  • 鼻腔狭窄
  • 短頭種気道症候群
  • 心臓病
  • 肺の病気
  • 腫瘍
  • 鼻炎などが原因の本当のくしゃみ

犬が(病気以外で)頻繁に鼻を鳴らす場合の対処法

ほかの病気がないのに、頻繁に鼻を鳴らす場合は、トレーニングで改善する必要があります。ここでは、それぞれのケース別に対処法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

威嚇行動で鼻を鳴らす場合の対処法

見知らぬ人や犬を相手に威嚇行動として鼻を鳴らす場合は、そのままにするとエスカレートする可能性があります。また、鼻を鳴らす威嚇行動で相手が委縮したり離れたりすると、威嚇行動を繰り返すようになります。

鼻を鳴らしはじめたら冷静にストップの号令をかけ、威嚇行動をやめさせましょう。飼い主さんの号令が聞けたときにご褒美を与えれば、しつけすることができます。威嚇行動をやめさせようと、大声を出すのは逆効果になる可能性があるため、注意しましょう。

構ってほしい、不満があるなどで鼻を鳴らす場合の対処法

「自分に構ってほしい」「なかなかおやつをくれない」といった不満が原因で鼻を鳴らす場合は、短時間でも満足感のある遊びや運動を一緒にしてあげましょう。ただ、鼻を鳴らすたびに相手をしてあげると、自分のいうことを必ず聞いてくれると勘違いする可能性があります。

優位性はあくまで飼い主さんにあり、飼い主さんの号令に従わなければならないとしつけておくことが大切です。そのためにも、おとなしくしているときに褒めたり、鼻を鳴らすのをやめたときにご褒美をあげたりと、静かに過ごす大切さを教えていきましょう。

まとめ

愛犬が鼻を鳴らすのは、決して病気ではありません。安心している、緊張しているといった犬の心理状態や、体調などを表すサインです。また「逆くしゃみ」という突発的な症状の可能性も否定できません。ただし、愛犬からのサインや「逆くしゃみ」だけでなく、ほかの病気の症状の可能性もあるため、日々のコミュニケーションをしっかりとり、よく観察するようにしましょう。

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子犬は、1日あたり18~19時間の睡眠時間が必要だといわれます。飼い主さんは、子犬が快適に眠れるような環境を整えてあげることが大切です。この記事は、室内犬の飼い主さんに向け、子犬の睡眠時間について解説します。室内犬の寝床づくりや、寝相からわかる子犬の気持ちなどについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

子犬の睡眠時間はどれくらい?

子犬の睡眠時間から成犬・シニア犬まで、犬の睡眠時間は一般的にどれくらいなのかを解説します。

子犬の睡眠時間

子犬の睡眠時間は1日18~19時間ほどで、人間の赤ちゃんと同じように、子犬も1日の大半を寝て過ごします。子犬は好奇心旺盛で動きが活発なため、長時間の睡眠をとることで体力を回復する必要があります。

よく眠る子犬を見て、「うちの子は寝過ぎではないか」「体調が悪いのではないか」などと心配する飼い主さんも見受けられます。しかし、子犬にとって睡眠は必要なため、無理に起こさず安心してゆっくりと眠れる環境を整えてあげましょう。

成犬・シニア犬の睡眠時間

成犬(1~7歳)では1日12~15時間、シニア犬(8歳~)では18~19時間の睡眠が必要だといわれます。成長するにしたがって犬の睡眠時間は変化しますが、人間に比べて犬は眠りが浅く、成犬でも1日の半分以上を睡眠に費やします。

大型犬になるほど睡眠時間は長くなる傾向があります。シニア犬は体力の回復に時間を要するため、成犬よりもさらに長時間睡眠になります。ただし、個体や環境によって異なるため、睡眠時間の平均値として把握しておきましょう。

犬の睡眠時間が長い理由

睡眠には、眠りの浅いレム睡眠とぐっすり眠るノンレム睡眠があります。犬は、睡眠の80%がレム睡眠であり、ノンレム睡眠は20%ほどしかありません。睡眠サイクルも、21分周期で「16分寝て5分起きる」を繰り返します。つまり、ぐっすり眠れている時間は非常に短く、長時間の睡眠をとる必要があります。

とくに、人間の赤ちゃんや乳幼児にあたる子犬は、健やかな成長のためにもしっかり寝かせてあげましょう。

犬が好きな快適な睡眠環境

犬にとって快適な睡眠環境とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、犬が好む睡眠環境を紹介します。

狭くて暗い場所

犬はもともと野生で巣穴を掘って生活していたため、本能的に、狭くて暗い場所を好む傾向があります。テリトリー意識も強いため、広々としたスペースで寝かせるのではなく、ケージで犬用のスペースを仕切ったり、周りを覆ったクレートを活用したりして寝かせてあげましょう。

犬がより快適に眠ることを考えると、クレートがおすすめです。明かりを遮り、災害時には、クレートごと犬と避難できるメリットがあります。

トイレと別の場所

犬はきれい好きな動物です。寝床が汚れることを嫌うため、トイレと寝床は別の場所に設置しましょう。犬用のスペースをケージやサークルでつくり、その中に犬のベッドをおく場合は、仕切りや段差を設けて寝床とトイレを区別します。

トイレ用のペットシーツが汚れていると、快適に眠れないだけでなくトイレの失敗にもつながります。ペットシーツはこまめに取り換え、トイレ環境をきれいに保つことも忘れないようにしてください。

犬の寝床づくりのポイント

犬の睡眠環境を整えたら、寝床をつくってあげましょう。ここでは、寝床づくりのポイントを紹介します。

落ち着ける一定の場所を用意する

寝床の場所が頻繁に変わると、犬は快適に眠れません。自分のテリトリーを認識し、犬が落ち着いて眠れるように、寝床は一定の場所に用意しましょう。場所は、直射日光やエアコンの風があたる場所、テレビの近くや人の行き来が多い扉の近くなどは刺激が多いため避けます。飼い主さんの部屋やリビングなど、人の気配を感じられる場所がおすすめです。

犬の寝床はひとつだけとは限らず、リビングに昼寝用の寝床、飼い主さんの部屋に夜の寝床など、犬の好みやライフスタイルに合わせて用意しましょう。

安心して眠れるベッドを用意する

硬すぎる床の上で寝ていると、犬が股関節を痛めたり、脱毛や床ずれを起こしたりする可能性があります。しかし、寝床が柔らかすぎると睡眠時の態勢が不安定になってしまうため、ちょうどよい硬さのベッドを用意しましょう。

専用ベッドではなくタオルや古着などを重ねた代用品も可能ですが、大型犬やシニア犬の場合は犬用ベッドのほうが体への負荷を軽減できます。寝るときに犬があごをのせる枕もあると、首の疲れを軽減できてなおよいでしょう。

快適な温度に設定する

子犬やシニア犬は、体温調節があまりうまくありません。暑すぎて熱中症になってしまったり、寒すぎて体温を下げてしまったりしないよう、寝床のある室内は快適な温度に設定しましょう。ただし、犬種によって適温は異なるため、次の室内温度を参考にしてください。

犬種夏の室内温度目安冬の室内温度目安
シングルコート22~25度20~25度
ダブルコート23~26度19~23度

エアコンやヒーターなどを活用して、快適な室温を保ちましょう。

季節で素材を変える

寝床が暑かったり寒かったりすると、犬が快適に眠れないどころか、体調を崩すことにもなりかねません。冬は保温性のある暖かい素材、夏は冷たく通気性がいい素材のベッドを用意するなど、季節によって寝床の素材を変えることもおすすめです。

ベッド以外にも、ヒーターつきのマットや敷物、冷暖房つきのペットハウスなど、犬用のグッズがたくさん販売されています。室内環境やスペースにあわせて用意してみましょう。

飼い主さんと寝るときは注意する

犬と飼い主さんが、同じ布団やベッドで眠ることに問題はありません。とくに子犬なら、飼い主さんと一緒に寝るほうが安心して眠れる場合もあります。しかし、一緒に寝ることで飼い主さんが寝返りを打てなかったり、犬が下敷きになってしまったりしてお互いが熟睡できないようなら、睡眠環境を見直しましょう。

災害のような緊急時は、犬と飼い主さんが一緒に眠れないことも考えられます。万が一に備えて、飼い主さんと離れて眠る練習をしておくと安心です。

寝相でわかる犬の心理状態

犬の寝相は、心理状態をあらわしている場合があります。代表的な寝相と心理状態の関係は次のとおりです。

  • 丸まっている:一般的な寝相、急所のお腹を守っている、体温低下を防ぐ、緊張している
  • 横向き:リラックスしている、深い睡眠をとっている、暑いため冷たい風にあたりたい
  • うつ伏せ:警戒している、不安がある
  • 仰向け:リラックスしている、安心している、無防備な状態

犬の寝相から心理状態を把握し、睡眠環境を快適に感じているのかを確認してみてください。

犬があくびをする理由

犬は、眠いときだけでなく、緊張しているときや、興奮しているとき、不安なときにもあくびをします。これはカーミングシグナルといわれるもので、気持ちを落ち着けるためのあくびです。カーミングシグナルが見られた場合は、犬をリラックスさせてあげてください。

あくびとともに足元のふらつき、下痢や嘔吐などが見られる場合は病気の可能性があります。犬がいつもより元気がないようであれば、動物病院を受診するようにしましょう。

犬がいびきをかく理由

喉や気管が狭く、空気がとおりにくいと犬もいびきをかきます。空気のとおりが悪くなる原因としては、次のようなものがあげられます。

  • 肥満によって喉が狭くなる
  • アレルギーや感染症で鼻水が出ている
  • 鼻や気管に疾患・腫瘍などがある
  • 心臓病にかかっている

突然いびきをかき始めた、いびきが大きくなった、多くなったという場合は動物病院を受診しましょう。ただし、短頭種は体の構造的に空気がとおりにくく、いびきをかきやすい傾向にあります。子どものころからいびきをかいているようなら特に心配はいりません。

長く寝過ぎる場合は病気のサインの可能性もあり

必要な睡眠時間が、子犬やシニア犬で18~19時間、成犬で12~15時間というのは、あくまで平均です。犬による部分もあるため、普段からこの時間を越えて睡眠をとっている場合は、とくに心配する必要はありません。

しかし、明らかにいつもより長く睡眠をとる場合は、体調不良の心配もあります。睡眠時の呼吸の様子や、起きているときの行動に異常や変化がないかを確認しましょう。いつもと違う様子に不安を感じるようであれば、動物病院に相談してみてください。

まとめ

子犬には、1日18~19時間の睡眠が必要です。1日の多くの時間を睡眠に使うため、ちょうどよい硬さのベッドを用意し、過ごしやすい室温を心がけるなど、快適な睡眠環境を整えてあげましょう。また、適度な運動は良質な睡眠につながります。室内犬が安心して動き回れるよう、滑りにくく傷や汚れがつきにくい床のコーティングをしておくと安心です。

床のコーティングなら、フロアコーティングの老舗で多数の施工実績をもつ「愛犬の床」がおすすめです。無料で資料請求や見積り依頼ができるため、気軽に問い合わせてみてください。