犬は散歩が好き――飼い主さんがそう考える一方で、愛犬が散歩に行くのを嫌がるそぶりを見せたり、散歩中すぐ帰りたがったりすることがあるのはなぜでしょうか。散歩は犬にとって大切なものですが、散歩を嫌うのには理由があります。この記事では、散歩を嫌ったり散歩からすぐ帰りたがったりする理由、その対処法などを詳しく紹介しています。 愛犬の散歩嫌いにお悩みの飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

犬が散歩を嫌がことはある?

犬が散歩を嫌うのはよくあることなのでしょうか。実は、散歩嫌いの犬は少なくはありません。散歩があまり好きではない犬のしぐさは次のとおりです。

  • 散歩に行こうとすると隠れてしまう
  • リードをつけるのを嫌がる
  • 散歩に出てもすぐに帰りたがる
  • 散歩に出かけても動かない

愛犬が上記のようなしぐさをする場合は、散歩嫌いの可能性が高いといえます。しかし、犬の健康を維持するためには、毎日の散歩が必要です。愛犬が散歩を嫌がる原因を理解したうえで、対策を練っていきましょう。

犬が散歩を嫌がる理由とは

犬が散歩を嫌がるのには、いくつかの理由が考えられます。ここでは、犬の経験や現在の環境などを踏まえた7つの要因を挙げ、わかりやすく解説します。

散歩や外で怖い経験をしたことがある

「子犬のころに電車や車の轟音、工事現場の機械音などを散歩のときに耳にして、怖い思いをした」「かつて他の犬に吠えられるなどの嫌な経験をした」といった場合、散歩することや特定の場所に行くことを怖がるようになる可能性があります。

また、子犬の場合は、未知の行為そのものを怖がることもあるでしょう。

首輪やリードが合っていない・痛い

首輪やリードの大きさが犬のサイズに合っていなかったり、痛みを感じる部分があったりすると、散歩を嫌がることがあります。特に身体が小さな犬は、こういったケースが多く見受けられるため、犬の様子に目を配ってください。

また、子犬の場合は、散歩中に飼い主さんが強く引っ張ることで痛みを覚える場合や、リードや首輪自体に苦手意識のある場合も多くあります。

飼い主さんに対しての甘え

飼い主さんに対して犬が甘えることを覚え、歩きたくない、散歩に行きたくないと駄々をこねている可能性もあります。歩きたがらないことで飼い主さんにだっこしてもらえたり、おやつをもらえたりするかもしれないと、犬が理解している場合です。

ただし、従来散歩好きな犬が急に歩くのを嫌がるようになったときは、体調不良などが原因の可能性もあるため、注意しましょう。

病気や老化による体力低下

年齢を重ねることで、体力が低下して以前と同じようなペースで歩くことが難しく、散歩がストレスとなる場合があります。また病気を抱えていたり、足腰に怪我をしていたりする可能性もあります。

大型犬や肥満体型の犬の場合は特に、足腰に負担がかかりやすいため、歩き方に異変がある場合は、受診しましょう。

子犬のときに散歩へあまり行かなかった

社会性を発達させるには子犬の時期が重要です。子犬のときにあまり散歩させず、家の中で過ごすことが多かった場合は、なかなか散歩に行こうとしないかもしれません。徐々に慣れさせるつもりで対策を練りましょう。

保護犬だった

保護犬であった成犬を引き取った場合、よく見受けられるのが散歩への恐怖心です。散歩をする習慣がなかったり、過去の経験から散歩を嫌がったりするケースもあります。

天気が悪い・暑い

犬は暑さに弱いため、真夏に外に行きたがらない場合も少なくありません。また、低気圧や雨を嫌って、散歩を嫌がるそぶりをみせることもあるでしょう。寒さに弱い犬種もあり、冬場に外出をしぶることもあります。

犬が散歩を嫌がるときの対応策

愛犬が散歩を嫌がったり、外出をしぶったりする際は、どのような対応策を講じればいいのでしょうか。ここでは、6つの方法を解説していきます。

外の景色に慣れさせる

子犬の段階であまり散歩の経験がなかったり、保護犬であったりした場合はまず、外の景色に慣れることが大事です。家の窓から外を一緒に覗き景色を一緒に楽しむ、自宅の庭で遊ぶ、ドライブに連れ出すなどして、「外出すること」が「楽しいこと」だと知ってもらいましょう。

短い距離から慣れさせる

散歩嫌いや外の環境への恐怖心は、なかなか克服できるものではありません。散歩に行きたがらなかったり、すぐに帰宅しようとしたりする場合は、いきなり長距離の散歩に挑戦せず、短い距離から徐々に慣れさせるようにしましょう。

おやつなどのご褒美を利用する

しぶしぶ散歩に出かけても、一定の場所で足を止めてしまうなど、苦手としている箇所がある場合に有効なのが、おやつなどのご褒美を利用する方法です。愛犬の足が止まる場所にきたとき、大好きなおやつなどで誘ってみましょう。ただし、おやつの与えすぎには要注意です。うまくコントロールしながら、愛犬の後押しをしてあげましょう。

コースや散歩時間を変えてみる

いつもの散歩のコースで耳慣れない轟音を耳にした、他の犬に追いかけられたといった経験がある場合は、散歩コースに苦手意識を抱いている可能性も否定できません。こういうケースでは、散歩のコースや散歩に出る時間帯を変えてみるのもひとつの手です。散歩コースの変更で、得意なコースが見つかることもあるでしょう。

首輪・ハーネス・リードを変えてみる

首輪やハーネス、リードなどが原因で散歩を嫌がっている可能性があるなら、従来のものにこだわらず、柔軟に変えてみるのがおすすめです。デザインより機能性やサイズ感を重視したアイテム選びをしましょう。リードをつけて歩くのに慣れていない場合は、自宅の中で練習してみるのもいいでしょう。

散歩をしやすい日や時間を選ぶ

夏場の暑い時期は、涼しい時間帯を選んで散歩をしてみましょう。雨や低気圧が苦手な犬の場合は、無理して連れて行くと、晴れの日にも散歩を嫌がる可能性がありますので、要注意です。

犬を散歩させるメリットとは

散歩嫌いを克服し、毎日の散歩を習慣化させるメリットについても知っておきましょう。ここでは、愛犬の心身の健康や飼い主さんとの良好なコミュニケーションなどに注目し、解説します。

運動不足の解消になる

散歩する最大のメリットは、愛犬の運動不足を解消できることです。自宅で飼育している場合、日本の住環境では犬の運動量はどうしても少なくなってしまいます。毎日の散歩によって、適度な運動ができれば、肥満や病気の予防につながり、健康を維持するうえでも効果的です。

気分転換になる

室内飼いされている犬にとって、散歩中の経験はそのひとつひとつが新鮮な刺激になりえます。家の中では経験できない光景、嗅ぐことがない匂い、雨に濡れるといった経験がストレス解消につながったり、好奇心を満たしたりします。脳の活性化や気分転換、エネルギー発散の場にもなり、心の健康を維持することができます。

飼い主さんとのコミュニケーションの機会

散歩は、飼い主さんとコミュニケーションをとる大切な機会です。犬は本来、群れで生活することを好みます。仲間とともに過ごすことを重視するため、飼い主さんと一緒に散歩に行くことで、絆がいっそう深まるのです。声をかけながら散歩することで、犬も喜び、信頼関係も強くなるでしょう。

社会性を養うことができる

散歩を通じて他の犬と出会うことは、社会性を身に着けることにもつながります。社会性が発達すると、問題行動を起こすことも少なくなり、落ち着いて生活できるでしょう。

犬を散歩に連れて行くときに注意すべきこととは

それでは、より快適で安全に散歩をするうえで注意すべきこととはどのような点でしょうか。愛犬と飼い主さん、周囲の人たちの安心・安全を守るためにもチェックしておきましょう。

必ずリードをする

しっかりしつけているので、リードはなくても大丈夫と考える人もいますが、散歩の際にリードは必須です。周囲の人の安心・安全のためにも、不慮の事態への備えとしても、リードは必ず付けるようにしましょう。

熱中症に注意する

犬は、人間よりも熱や光の影響を受けやすく、夏場は熱中症にかかりやすいです。散歩中はこまめに水を飲ませる、散歩から帰ったらクールダウンさせるといった対策をとりましょう。それでも様子がいつもと異なるようなら、すぐに動物病院を受診しましょう。

急に嫌がるようになったときは病気の可能性もある

もともと散歩が好きだったのに、急に外出をしぶるようになった場合には、病気や怪我の可能性があります。散歩を嫌がったとき、いつもよりぐったりしていないか、食欲はあるか、排便は毎日あるかなどをチェックしましょう。

いつもと違う様子がある場合は、受診しましょう。

まとめ

散歩をねだったり、散歩することで大喜びしたりする犬のイメージが先行する一方で、さまざまな理由から散歩を嫌がる犬も少なくはありません。散歩にはメリットも多くあるので、愛犬の様子を見ながら散歩に慣れさせていきましょう。 毎日の散歩と同様、自宅においてもある程度の運動が可能になるよう、フロアコーティングを検討しておられる場合は、フロアコーティングの老舗「愛犬の床」がおすすめです。多数の施工実績があり、資料請求や見積もりも無料です。

垂れ耳タイプには小型犬から大型犬までさまざまな犬種がいます。この記事では、垂れ耳タイプの犬種ごとの特徴や、垂れ耳だからこそ注意すべき病気について解説しています。自宅に垂れ耳タイプの犬を迎える際の参考にしてください。

垂れ耳の犬がいる理由

犬には、耳が立っている犬種と垂れている犬種がいます。なぜ垂れ耳の犬がいるのか、その理由について解説します。

犬の祖先に垂れ耳はいなかった

犬の祖先であるオオカミは耳が立っています。自分たちの敵から身を守るために、広範囲の音を常に拾い集めて危険を察知する必要がありました。そのため、犬の祖先に垂れ耳はいなかったといわれています。犬が人間と暮らすようになる過程で、垂れ耳の犬が生まれてくるようになりました。

垂れ耳タイプの犬種が生まれた理由

垂れ耳の犬種が誕生した理由には、諸説あります。そのひとつが、聴覚よりも嗅覚が重視されるようになったことです。人間と生活をするようになった犬は、獲物を探すために嗅覚を使います。より嗅覚を鋭くするため、耳からの情報を集めないように耳が折れたという説があります。

ほかにも、人に可愛がられる外見として進化した、野生のころのように気を張って生活する必要がなくなったため、などさまざまな説があります。

垂れ耳タイプの犬種14選

ここでは、14種類の垂れ耳タイプの犬種の基本情報や特徴について解説します。

ダックスフンド

短い足に胴長、長いマズルを持つのがダックスフンドです。体の大きさ順にスタンダード、ミニチュア、カニンヘンの3種類に分類されます。もともと狩猟犬として改良されて誕生した犬種のため、小柄ながら運動量が多いのが特徴です。明るく人懐っこい性格で、愛玩犬だけでなくパートナー犬としても活躍しています。

トイ・プードル

巻き毛に大きな目、垂れ耳とまるでぬいぐるみのような愛らしい外観が特徴の犬種が、トイ・プードルです。毛が抜けにくいため、室内犬として選ばれる犬種としても人気です。好奇心旺盛で活発、運動量も多いため一緒に遊んだり、外出を楽しんだりしたい人にも向いています。

マルチーズ

長く繊細な純白の被毛が特徴のマルチーズ。古代ローマやエジプトなどの文献にも登場するほど歴史が長く、王室や貴族の女性からも愛されてきた犬種です。性格は穏やかで従順なため、飼い犬としてはもちろんセラピー犬としても多く選ばれています。

アメリカン・コッカー・スパニエル

鼻先が短く、丸くて小さい頭を持つアメリカン・コッカー・スパニエルはもともと鳥の猟犬として活躍していた犬種です。俊敏で持久力があり、水鳥を狩るのも得意だったため水に入るのを好みます。人懐っこく従順で、飲み込みが早いためしつけもしやすいです。作業犬としても活躍しています。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

長い被毛を持つ犬種です。騎士のような勇敢で気品のあふれる風貌から「キャバリア」、イングランドの国王チャールズ1世や2世に愛されたことから「キング・チャールズ」の名前がつけられています。明るく温厚、人見知りもしないため子どもから高齢者まで幅広い年齢層と仲良くなれる犬種です。

パグ

中国発祥の犬種です。オランダに伝わったことから、ヨーロッパに広がり全世界で愛されるようになりました。顔のしわと大きな目が特徴的で、「ぶさかわ」とも形容される愛嬌のある見た目やしぐさが人気になっています。短い毛と筋肉質の体、明るく甘えん坊の性格が特徴です。

シー・ズー

美しい被毛が特徴の、中国発祥の犬種です。ペキニーズなどの犬種を交配して生まれた愛玩犬で、中国王朝でも愛されていました。賢く明るくて温和、社交的で愛情深い犬種のため、飼い主に寄りそうことが多いです。セラピー犬としても多く選ばれています。

ミニチュア・シュナウザー

大型のスタンダード・シュナウザーを改良、小型犬と交配させて誕生した、ドイツ生まれの犬種です。被毛が密着していて、垂れ耳の周辺にも毛が多くなっています。農場のネズミ駆除などで活躍していた犬種です。まじめで前向きな性格のため、トレーニングやしつけなどにも根気よく向き合います。

バセット・ハウンド

皮のたるんだ胴体や、長い耳が特徴の小型犬です。フランス発祥の犬種で、狩猟犬として活躍していました。足腰はあまり強くないため、運動量が少ないのが特徴です。温厚で穏やか、のんびりとした性格のため、子どもやほかの動物とも一緒に暮らしやすいでしょう。

ビーグル

嗅覚が鋭く、エリザベス王朝時代をはじめ古くから狩猟犬として活躍してきた犬種で、短い被毛と大きな垂れ耳が特徴です。勇敢で好奇心旺盛なため、動くものを追いかけたり吠えたりすることが多いです。素直で従順な性格でもあるため、しつけによってコントロールできます。

ゴールデン・レトリーバー

長い被毛に大きな体を持つ、イングランド出身の犬種です。水辺に落ちた獲ものを回収する狩猟犬として活躍したことから、水に入るのを好みます。忍耐強く温厚、おとなしい性格で適応能力も高いです。家族と過ごすのが好きなため、子どもや高齢者がいる家庭でも飼いやすくなっています。

ラブラドール・レトリーバー

大きな体と、短い被毛が特徴の犬種です。泳ぐことが得意で、環境への適応能力も高くなっています。従順で賢く、人間とコミュニケーションを取るのも得意です。意思も強くさまざまなトレーニングを受け、盲導犬や介助犬、警察犬、救助犬などとしても活躍しています。

ブラッド・ハウンド

ベルギー原産の犬種で、たるんだ皮膚と筋肉質の体を持つ大型犬です。犬のなかでも特に嗅覚がすぐれているため、アメリカでは捜索犬としても活躍しています。威圧的で堂々とした風貌でありながら、温厚な性格です。動きものんびりで、多頭飼いにも向いています。

グレート・デーン

強靭な肉体と高い狩猟本能を持っている犬種です。野生のイノシシを狩る狩猟犬や、軍用犬としても活躍しています。大きな体と野性的な風貌ではあるものの、性格は繊細で従順、子どもにも優しいのが特徴です。運動量も一般的な大型犬と同等で、室内犬として飼うのに向いています。

垂れ耳犬種を飼う上で注意したい「耳の病気」

垂れ耳の犬種の犬は立耳の犬よりも耳の通気性が悪くなっています。そのため、垂れ耳だからこそかかりやすい耳の病気に注意しなければいけません。ここでは、垂れ耳の犬種を飼う上で注意したい耳の病気について解説します。

耳ダニ感染症

耳ダニ感染症とは、耳ダニが犬の耳に寄生し発症する感染症です。耳疥癬(みみかいせん)、ミミヒゼンダニ感染症とも呼ばれています。すでに耳ダニ感染症に感染している犬や猫と接触することで発症します。

耳ダニ感染症を発症すると、黒いワックスのような耳垢がたまり、激しい痒みなどが症状として出ます。犬が耳を激しく掻きむしってしまうため、ひっかき傷、耳血種、外耳炎などの原因にもなります。

耳血腫

耳血腫とは、犬の耳介に分泌液や血液がたまる耳の病気です。耳ダニ感染症やアレルギーなどの痒みで強く耳を掻きむしる、打撲、ほかの犬にかまれるなどさまざまな原因により発症します。

耳血腫を発症すると、耳介が熱をもって腫れ、痛みや痒みを伴うようになります。自然治癒もしますが、軟骨や耳の変形、軟骨の萎縮が起きる可能性が高いため、耳血腫を疑ったら、治療を受けさせましょう。

外耳炎

垂れ耳の犬種がもっとも発症しやすい耳の病気が、外耳炎です。耳垢に細菌が発生する、耳ダニが寄生する、全身性の皮膚炎と併発するなど、さまざまな原因によって発症します。

外耳炎になると、痛みや痒み、ニオイとべたつきのある耳垢が出るなどの症状が出ます。慢性化すると、皮膚が肥厚して外耳道を塞いでしまう場合もあります。慢性化、再発しやすいため、垂れ耳の犬種を飼うときにはとくに外耳炎に注意するようにしましょう。

外耳炎の慢性化、再発を防ぐためには適切な治療を行うことが重要です。次に、具体的な犬の外耳炎の治療方法について解説します。

犬の外耳炎の治療について

ここでは、垂れ耳タイプの犬種が特に注意したい外耳炎の治療方法や治療費について解説します。

治療方法

外耳炎の治療方法は、病状によって異なります。まずは耳の洗浄を徹底して行い、痛みや耳道の腫れを伴っているときには副腎皮質ホルモン剤の投与や、点耳薬で治療する場合が多くなっています。内服薬が処方される場合もあります。

外耳炎の原因が寄生虫の場合は、駆虫薬を全身投与します。耳洗浄や投薬による治療が難しい場合には、耳道を切除する手術を行うこともあります。

治療費の目安

外耳炎の治療費は、治療期間によって異なります。1回の受診でかかる治療費は診察、処置、処方などあわせて3,000円程度が目安です。外耳炎の治療にかかる通院期間は2~4週間程度になるケースが多くなっています。

愛犬の外耳炎を予防するには?

垂れ耳の犬種は外耳炎を発症しやすいため、日ごろから予防のための対策をしておきましょう。愛犬の外耳炎を予防するための方法やポイントを解説します。

日常的に耳をチェックする

犬の耳に赤みや腫れ、ニオイなどがないか日常的にチェックするようにしましょう。家庭でのチェックには限界があるため、月に1回程度、動物病院で耳掃除や耳のチェックを行うのも有効です。耳をめくっておく、専用のパウダーで乾燥させるなどのケアを併用するのもいいでしょう。

耳を清潔に保つ

外耳炎を防ぐためには、愛犬の耳を清潔に保つのが有効です。定期的に耳掃除を行うようにしましょう。ただし間違った方法で耳掃除をすると、耳を傷つけたり、逆に外耳炎の原因になったりする可能性があります。かかりつけの獣医さんの指導を受け、垂れ耳の犬への正しい耳掃除の方法を身につけておきましょう。

【垂れ耳犬種】自宅で耳掃除を行う場合の正しい方法

垂れ耳犬種の耳掃除方法として重要なのが、耳掃除の道具を奥まで入れない、耳を傷つけないことです。クリーナーをしめらせたコットンで、見える範囲のひだをやさしく拭いて耳掃除をしましょう。綿棒を使う場合、奥まで入れるのは厳禁です。みえる範囲をやさしく拭う程度で問題ありません。耳を拭いたあとは、しっかりと乾燥させるようにしましょう。

垂れ耳犬種の耳ケア|自宅で行う場合の正しい方法や注意ポイントを紹介

耳掃除などのケアを自宅で行う場合、強く拭き取ったりせず優しく行うようにしましょう。耳掃除を行う前に、内側の余分な被毛はカットします。ただし、耳の中の毛は抜けないため無理に抜かないようにしましょう。過度に耳掃除を行うと、耳の病気の原因となり逆効果です。2週間に1回程度を目安に、耳掃除を行うようにしましょう。

まとめ

垂れ耳タイプには性格や特徴の異なるさまざまな犬種がいます。垂れ耳は立ち耳よりも通気性が悪いため、外耳炎をはじめとした耳の病気にもかかりやすくなっています。耳掃除や定期的な耳のチェックを行い、耳の病気を予防しましょう。犬を迎えるにあたって環境を整えてあげることも重要です。

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犬は言葉を発しない代わりに、体を使って感情を表現します。犬のしぐさには、犬の気持ちがいろいろと含まれているため、しぐさの意味を理解すれば、より愛犬とコミュニケーションを取りやすくなります。この記事では、甘えているときやうれしいときのほか、体調不良など注意が必要なしぐさについて解説します。愛犬の気持ちを知ってよりよい関係を構築していきましょう。

犬のしぐさで気持ちがわかる

犬も人間と同様に、うれしい、悲しい、怒っているなどの感情を持ちます。犬の感情を表現する方法がしぐさです。ただし「あくびをする」「そっぽを向く」など、人間と犬との間で感情が異なるしぐさもあります。犬がみせるしぐさの正しい意味を知れば、愛犬の気持ちをより理解できるでしょう。

犬のしぐさは性別によって異なるの?

甘えん坊、ツンデレなどの性格は、犬の性別によって異なる傾向があるというイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし実は犬の性格に性差はなく、しぐさも同様に性差はありません。犬の性格やしぐさも、それぞれの犬により異なります。

たとえばうれしいときでも、犬の性格によって飼い主に向けるしぐさは異なります。愛犬の気持ちを理解するには、普段からよく観察することが重要です。正しく気持ちを理解して、コミュニケーションを円滑に取れるようにしましょう。

甘えているときの犬のしぐさ

側にいてほしい、遊んでほしいなど飼い主に甘えているときにも犬はいろいろなしぐさをします。甘えているときにする犬のしぐさを順に解説します。

おなかをみせる

あおむけになっておなかをみせる姿勢は、信頼している相手に甘えているしぐさです。犬の急所であるおなかをみせることで、無防備な姿勢を取って甘えています。おなかをやさしくなでると喜びます。

甘噛みをする

人の指や手を噛んだり、しゃぶるように噛んだりするのが甘噛みです。とくに子犬がよくみせる愛情表現のしぐさです。本気で噛んでいないため痛くはありませんが、好きなように噛ませていると噛み癖がつきます。

甘噛みをしたら「だめ」「ノー」など噛み癖がつかないようにしつけをするようにしましょう。

耳が後ろに下がる

耳を後ろに下げるのも、甘えているしぐさのひとつです。飼い主に対してする場合は、リラックスして甘えています。ほかの犬に対して同じしぐさをする場合、敵意をもっていないことを表しています。

ただし、耳と一緒にしっぽも下がっている場合は、緊張や不安といった気持ちでいるため注意が必要です。

顔をなめる

顔、とくに口元をなめてくるときは相手に対して親愛の気持ちを持っているときです。ただし、甘えたいときだけでなくストレスを感じているとき、空腹で食事を催促しているときにも顔をなめてくることがあります。犬の様子をよく見て判断しましょう。

顔をなめるしぐさについては、犬と人間共通の感染症のリスクがあるほか、来客の顔をなめて失礼になることがあります。指示すれば顔をなめるのをやめるようにしつけをするのも重要です。

あごを乗せる

人間の腕や肘にあごを乗せるのも甘えるしぐさのひとつです。あごを乗せる姿勢は体の力が抜けてリラックスしている状態で、信頼または安心している相手に対して行います。飼い主をみつめてあごを乗せる場合、なでてあげると喜ぶでしょう。

前足を乗せる

前足を乗せてくるのは、構ってほしい、自分に注目してほしい気持ちの表れです。ただし足で叩くように乗せてくるときは、犬がわがままになっている場合があります。犬が人間より優位な気持ちにならないように、メリハリをつけて遊んであげましょう。

身体を寄せる

犬が飼い主にすりすりと身体をこすりつける、押しつけるようにしてくるのは構ってほしいときにする行動です。自分の大好きな相手のにおいを自分につけたい、という意味ももっています。

鼻を鳴らす

甘えたい、構ってほしいときに「くーん」「ピーピー」と鼻を鳴らすことがあります。ただし、鼻を鳴らすしぐさは体調不良の可能性もあるため、普段鼻を鳴らさない犬が鼻を鳴らす場合は、体調の変化がないかも確認しましょう。

甘えた行動が多すぎる場合は体調不良の可能性もある

犬の甘える行為がいつもより多い、異常なほどべたべたしてくる場合、なんらかの不安を持っている可能性があります。犬が寂しい、怖いなどの気持ちになるような心当たりがない場合、体調不良かもしれません。違和感のある甘え方をするときには、愛犬の行動をよく観察することが重要です。

うれしい気持ちを表す犬のしぐさ

犬はうれしいときや満足しているときにも、いろいろなしぐさをします。うれしい気持ちを表す犬のしぐさを順に解説します。

後ろ足で顔をかく

後ろ足で顔をかく場合は、うれしい、たくさん遊んでもらって満足などのポジティブな気持ちでいるときです。一方前足で顔をかく場合は、やきもちをやいている、構ってほしい、不満、湿度が高く不快に感じているなどの理由により、ネガティブな気持ちを表しています。

ため息をつく

人間からするとネガティブな行動に思いがちなため息は、犬にとってうれしい気持ちを表すしぐさです。犬が深いため息をするときには、安心や満足しているときでポジティブな気持ちを表します。ただし、浅いため息をついたときはストレスを持っている可能性もあります。

笑顔のような表情

犬は表情豊かな生き物です。リラックスしている、うれしい気持ちのときには表情にも表れます。耳の間が広がり、口元をゆるめて少し下の歯を見せる表情をみせてくれるでしょう。ときには口を開けて口角を上げ、まるで笑っているような表情をみせることもあります。

注意やしつけが必要なしぐさ

犬のしぐさのなかには、見下す、恐怖、不安などの感情を表すものもあります。犬のしぐさのなかでも、注意やしつけが必要なものを解説します。

噛んだあとに舐める

噛まれたあとに、噛んだところを舐めるのは反省しているわけではありません。「次はもっと強く噛むぞ」と相手に警告している気持ちを表しています。犬と飼い主の主従関係が逆転しないように、噛んだあとはしっかり叱るなどのしつけが必要です。

前足で顔をかく

不満や不安を持っているときに、犬は前足で顔をかくようなしぐさをします。遊んでほしい、寂しいなどの気持ちがあったり、不満やストレスを溜めていたりする可能性が高いです。たくさん遊んであげるなど、不満やストレスを発散させましょう。

また、同じところを頻繁にかく場合には皮膚疾患がある可能性もあります。かいている場所も確認してみましょう。

身体を震わせる

喜んでいるときにすることもありますが、嫌がっているときに身体を震わせることがあります。しつけ中に体を震わせたら、いったんしつけをストップして愛犬の気持ちを汲んであげましょう。

不快感、痛みなど体調不良で身体を震わせることもあります。1日様子を見て改善しない場合、受診してみましょう。

人間とは異なる意味合いのしぐさもある

あくび、目をそらすなど人間と犬の間で異なる意味合いをもつしぐさもあります。犬が緊張や不安を持っている場合、しぐさを通じて争いを避けて穏やかに過ごすための行動(カーミングシグナル)を出すことがあります。

あくび

怒られているときにあくびをするのは「もう怒らないで」「落ち着いて」という気持ちを示すカーミングシグナルです。不安を取り除くために愛犬をリフレッシュさせてあげましょう。

目をそらす

目をそらすしぐさは、犬が「敵意がない」「怖い」という気持ちのときに行います。叱られているときやトレーニング中に目をそらす場合は、「反省している」「飽きた」「許してほしい」と思って、ストレスに感じている場合もあります。

鳴き声やしっぽからも犬の気持ちがわかる

犬の鳴き声やしっぽの様子も、犬の感情を表わしています。鳴き声やしっぽからみる、犬の気持ちについて解説します。

鳴き声でわかる犬の気持ち

鳴き声の種類や鳴き方も犬の感情によって異なります。犬の鳴き声別にどんな気持ちかを解説します。

「ワンワン」と吠える

犬が「ワンワン」吠えるときは、うれしい、警戒している、興奮しているなどの感情があります。よく吠える犬とあまり吠えない犬の違いは、警戒して吠えることが多いか少ないかです。

興奮しやすい、警戒心が強いなどで吠えることが多すぎる場合、しつけや工夫によって吠える回数を減らすようにしましょう。恐怖心を取り除く、落ち着かせるトレーニングや、警戒する対象を避けるなどが有効です。

唸る

「ウー」と低い声で唸っているときは、威嚇や独占欲などで怒っているときです。放っておくとけんかやトラブルなどが発生することもあるため、注意しましょう。危険を避けるために、「オフ」「放せ」のコマンドを教えるなどのしつけが有効です。

遠吠え

遠吠えは犬の祖先であるオオカミから続く、本能的な行動です。コミュニケーションを取る、音に反応する、テリトリーを主張する、ストレスがある、といった場合に遠吠えをします。

「キャン」と高く吠える

短く一回だけ「キャン!」と高い声で吠えるときは、驚いたときや痛みがあった場合です。心当たりがないのに高い声で短く吠えたときは、ケガや身体の異常がないかを確認しましょう。

しっぽでわかる犬の気持ち

しっぽの状態からも、犬がどんな感情を持っているかを把握できます。しっぽでわかる犬の気持ちを順に解説します。

しっぽが上がっている

興奮または集中しているときに、犬のしっぽが上がります。遊んでいるときうれしくて興奮する、相手を警戒しているなど、さまざまなケースがあります。しっぽだけでなく、表情やしぐさ、鳴き声などと合わせて犬の気持ちを判断しましょう。

しっぽが下がっている

しっぽが下がっているときは、集中や不安、警戒の気持ちを持っています。とくに下げたしっぽをさらに足の間に挟んでいる場合は、かなりの緊張状態です。相手が怖くて動けない、または「敵意はない」と相手に対して降参を示している状態になります。

しっぽを振っている

犬がしっぽを振っているときは、興奮している、または気持ちが動いているときです。うれしいときにしっぽを振るイメージがありますが、うれしいとき以外でも威嚇するときなどにしっぽを振ります。表情やほかの様子と合わせてみて、犬の気持ちを汲み取ってあげましょう。

まとめ

犬のしぐさはうれしい、楽しい、甘えたいなどのポジティブな感情もあれば、寂しい、不安、緊張、恐怖などのネガティブな感情を表すものもあります。注意が必要なしぐさを繰り返す場合には、精神的な不安や体調不良を抱えている可能性もあります。しぐさの正しい意味を知って、犬の気持ちを理解してあげましょう。

すべりやすい、走りにくい床も犬にとってはストレスになることもあります。犬が快適に過ごせる「愛犬の床」は、老舗が行うフロアコーティングです。愛犬が快適に過ごせるだけでなく、フローリングが傷つきにくいなどのメリットもあります。施工実績も多くあるため、ぜひ愛犬のための環境を整えるのに役立ててください。